1週間の寺田本家(千葉県)酒蔵体験から戻ってきました。お酒いっぱい飲んできました^^
いやー久しぶりの運動で初めの2日くらいは体力的にきつかったです。
それも、寺田本家さんのお酒つくりは江戸時代のお酒つくりを参考にして
自然酒を作っているから、機械を使わず手作業の部分が多いからです。
お米も無農薬のお米を使い、麹菌も田んぼの菌を使っているそうです。
お酒に使うお米も無農薬のお米で、現代的なお米つくりよりかなりの労力を
つかい、手間暇かけてお米をつくり、あえて遠回りな方法でお酒を作るなんて
ほんとばかばかしいですよね?
だって農薬1回でも使えばもっと簡単にお米が作れるんですよ
お酒ももっと機械化すればラクラクにしかも大量にお酒を作れるんですよ
でも、こうして遠回りしてみると機械作業より、手作業の方が丁寧だったり、
作ることに情熱をもてたり、よくよく考えると機械より手作業の方がコストが低かったり
今まで機械化していて忘れていたことを思い出させてくれます。
なにより体を使いますから成人病になってる暇なんてないですね。
ただ作るといこを考えたときは本当に大変なイメージがありますが、
健康で過ごせれば医者に行く必要がなくなるからプラスになるし、経費が減れば
経営にとってもプラスになるし、本当にいいものが出来るかもしれない。
いろいろ考えるとプラスの面も多くばかばかしさがなくなってしまう。
お米つくりも、お酒作りもこれからは作るだけでなく、
作るときにかかわる生き物達のことや、環境についてだとか、
私たち人間にとっては、あまり直接的に利益に結びつかないことも
考えることが課題ですね。
僕は日本酒はあまり好きではないですが、寺田さんの日本酒は結構いけちゃいます。
悪酔いもしないし、なんか自分の体にあっているようです。
若者の日本酒離れも寺田本家のお酒ならそんなことなさそうです。
昔から伝わるお酒つくりを研究し、お酒を生き物として扱い作ったお酒は
お米つくりをする人と蔵人の知恵と汗の結晶です。
ぜひお試しください。
日本酒が苦手でワインが好きな方は【むすび】という
玄米のお酒がお勧めです。(開けるとき気お付けて!)
寺田本家HP